再生医療について
再生医療とは...?
「自然治癒」を活かした治療法
傷ついた細胞を修復し、新しいものに交換＝再生する力を使って病気やケガを治すことを「再生医療」といいます。
治療法
幹細胞療法
病気の犬や猫から細胞組織や骨髄液を採取し、そこから増殖させた幹細胞を用いて、ダメージを受けた患者の細胞や組織を修復したり再生したりする治療法です。
動物の持つ自己治癒力を高め、失われた機能の改善を目的とします。
免疫細胞療法
生まれつき持っている免疫細胞の力を高めることによってQOL（生活の質）を上げたり、がんの再発や進行を抑えることを目的とした治療で、人医療においても先端医療として実施されています。
免疫細胞療法には、さらに活性化リンパ球療法・樹状細胞療法などがあります。
活性化リンパ球療法
血液の中にあるがんを攻撃してくれる「リンパ球」を増やして、がんを攻撃・排除します。
樹状細胞療法
がんを攻撃する主役であるリンパ球に「攻撃すべきがん」を教える役割を果たす樹状細胞を大概で増殖・活性化させて体内に戻す治療法です。
愛犬・愛猫が「がん」と
診断されたら
最適と思われる治療法とケアを獣医師と一緒に考えていきましょう。
言葉で伝えることのできない愛犬・愛猫の辛さを和らげて、がんと上手く付き合いながら最期まで「その子らしい生活」を送ることのできるがん治療を考えていきましょう。